生と死のコーナー関連行事 講演会 「がん患者のこころのケアの現在地」を開催しました

 令和7年11月6日(木)、附属図書館医学分館「生と死のコーナー」の関連イベントとして、講演会を対面・オンライン併用にて開催し、地域の医療関係者、医学生、教職員など100名ほどの方々が参加しました。

 今回は、岡島 美朗氏(自治医科大学附属さいたま医療センターメンタルヘルス科 教授)をお招きし、「がん患者のこころのケアの現在地」と題してご講演いただきました。

 講演では、医療者と患者の間での、治療に対する認識の違いや、患者の心のケア・尊厳の順守などについて、多方面から現場を取り巻く状況についてご案内いただき、医療者・看護者としての考え方を更新する契機となる事例等をご紹介いただきました。

 参加者からは、『終末期においても患者さんの「自由」を支え、ご本人にとっての大切なことを考えられるようにするなど、患者さんが生きている限り医療者にできることはきっとあると希望を持つことができました。』等の感想が寄せられ、有意義な講演会となりました。