山梨医科大学雑誌 第15巻2号 r05-r12(2000)

第31回山梨医科大学CPC記録:
紫斑にて経過観察中に心不全をきたした72歳の女性

要 旨:本例は72歳の女性で,皮膚の紫斑で発症し,その後全身性のアミロイドーシスであることが判明した。アミロイドーシスはIgA,λの多発性骨髄腫により発症したもので,剖検ではALアミロイドの沈着が全身多臓器に認められ,とくに心臓と脾臓に顕著であった。最終的に両側肺動脈の血栓症とそれによる左下葉の梗塞が直接死因とみなされた。





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