山梨肺癌研究会会誌 第10巻2号 096-099(1997)

呼吸器疾患患者の在宅末期医療を経験して

大久保修一、宮下義啓、青野ひろみ、安田公彦、佐藤里恵、浅野ひろ

要旨:在宅での終末期医療を希望した呼吸器疾患患者7症例を検討した。その結果、在宅終末期医療は常に最高の選択とは限らず、状況により変化する。ために再評価が常に必要であると考えた。また慢性呼吸不全患者では悪性疾患患者と比較して終末期医療の"開始"と"終了"が明確でないため、この再評価がより困難であると思われた。




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