山梨肺癌研究会会誌 第14巻1号 042-048(2001)

肺癌術後に気管癌を発症した一症例

松原寛知、有泉憲史、橋本良一、成宮賢行
平島奈緒子、武藤ひろ美

要旨
症例は68歳男性.StageIA肺扁平上皮癌に対する右下葉切除の約3年半経過後気管腫瘍を発症、放射線照射を施行し奏効した。両者とも組織型はModerately differentiated squamous cell carcinomaであった。気管腫瘍が重複癌か転移性かの決定的根拠はなかったが、気管腫瘍を2ケ所に認めたことから転移性気管癌が強く疑われた。

Key Word : 気管癌、肺癌、重複癌、気管転移



本文ページです。見たいページをクリックして下さい。(解像度が低いため、鮮明な画像が必要な場合は原本をご参照下さい)

p. 42 p. 43 p. 44 p. 45 p. 46
p. 47 p. 48

目次・Contentsに戻る