山梨肺癌研究会会誌 第15巻1号 042-046(2002)

肺癌との鑑別を要した肺葉内肺分画症の1切除例

深澤敏男、白倉外茂夫

要 旨
 症例は63歳女性.胸部不快感、胸部違和感、左胸背部軽度の疼痛を主訴に受診した。胸部単純X線検査、胸部CTにて左S6〜S10にかけて不整形の陰影を認めた.精査にて大動脈造影を行い、横隔膜付近で、大動脈より直接分岐し、陰影部分に分布する直径約1cmの異常血管を認めた.
手術所見は、下葉の約50%を占める肺分画症で、周囲に広範な炎症性癒着を伴っていた.大動脈からの輪入血管を2本認め、肺静脈に流出していた.肺葉内肺分画症、PryceU型と診断した.

Key words:肺葉内肺分画症、肺癌との鑑別、肺葉切除術



本文ページです。見たいページをクリックして下さい。(解像度が低いため、鮮明な画像が必要な場合は原本をご参照下さい)

p. 42 p. 43 p. 44 p. 45 p. 46


目次・Contentsに戻る