山梨肺癌研究会会誌 第15巻2号 083-086(2002)
肺肩平上皮癌気管支転移の一例
榊原賢士、小林 哲、平野竜史
西海 昇、石原重樹、並河尚二
要旨:症例は52才女性。平成9年2月右鎖骨上窩リンパ節腫大を主訴に近医受診、当院紹介され入院。rt.S10原発、低分化扇平上皮癌cT2N3MOと診断し化学療法、放射線療法を行った。平成10年8月右鎖骨上窩リンパ節に再発し摘出した。平成12年1月脳転移に対して全脳照射。平成13年2月脳転移再発に対してX線照射を行った。平成14年3月定期検査入院。気管支鏡で右中葉支に隆起性病変をみとめた。生検で低分化扇平上皮癌、気管支転移と考え化学療法と放射線療法を行った。
キーワード:肺扇平上皮癌、気管支転移、放射線療法、化学療法
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