山梨肺癌研究会会誌 第17巻1号 041-044(2004)
放射線治療と化学療法の併用により長期生存の得られた
非切除進行非小細胞肺癌の1例
長坂智、松本真介、平野竜史、石原重樹、南城悟
[要旨]一般に、非切除進行非小細胞肺癌の脳転移例の予後はきわめて不良である。今回我々は、切除不能進行非小細胞癌に対し、化学療法、縦隔放射線照射を施行しPRを得たが、経過中に二度の脳転移を認め、脳照射を施行しながら化学療法を併用し、転移巣の消失を認め、長期生存の得られた症例を経験したので、若干の文献的考察を加え報告する。
キーワード:非切除進行非小細胞肺癌、脳転移、長期生存
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