講演会「緩和ケアの現場から-在宅と有床診療所での終末期医療-

 山梨大学附属図書館医学分館では、平成17年10月19日(水)、医療法人どちペインクリニックの土地邦彦理事長を講師に迎え、「緩和ケアの現場から−在宅と有床診療所での終末期医療−」をテーマとして、講演会を開催した。
 この講演会は、医学分館常設“生と死のコーナー”の関連事業(平成17年度山梨大学附属図書館医学分館地域貢献事業)として実施されたもので、一般の方を含む約80人が聴講した。
 久保田医学分館長からの挨拶の後、土地氏は現場の医師として、地域の在宅医療の現状、患者とその家族の関わり方などにも触れながら、緩和ケアについて具体的にわかりやすく説明し、約1時間半に渡って講演を行った。会場では真剣にメモを取る姿もみられ、講演終了後も、予定時間をはるかに超える活発な質疑応答があった。
 来場者からは、「在宅医療、ケアの現場の内容が具体的でわかりやすかった」、「現場の医師の話を聞くことができてよかった。気持ちを新たに勉強に励みたい」、「いろいろなケースの事例についてまた講演してほしい」、「介護の家族の立場に理解あるお話で救われた」といった感想が寄せられた。

『講演会の様子』 ポスター ・ 当日配布資料とパワーポイント


講演会で紹介された図書
死にゆく人々との対話 / E・キューブラーロス著  医学分館所蔵あり
−(死ぬ瞬間 / E・キューブラーロス著 ; 川口正吉訳;[正]
がんの痛みからの解放とパリアティブ・ケア : がん患者の生命へのよき支援のために / 世界保健機関編  医学分館所蔵あり

演者紹介
土地 邦彦 (どち くにひこ)

 1974年信州大学医学部卒業。山梨県内の病院で麻酔科医を担当後、1992年医療法人「どちペインクリニック」を開業。 ペインクリニックと在宅医療を柱に地域で医療活動を行ってきた。
 2003年7月に玉穂町に総合診療機能と緩和ケア(ホスピス)機能を有する有床診療所「玉穂ふれあい診療所」を建設し、現在に至っている。
医療法人どちペインクリニックホームページ
http://www.dpc-hos.or.jp/

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