講演会「遺族の悲嘆とグリーフケア」
-「ちいさな風の会」(子を亡くした親の会)での18年の実践を中心に-

   山梨大学附属図書館医学分館では、平成18年10月25日(水)、死別による悲嘆のケアを研究し、子どもを亡くした親でつくる遺族会「ちいさな風の会」の世話人を務めている山梨英和大学教授・若林一美氏を講師に迎え、地域貢献事業講演会「遺族の悲嘆とグリーフケア −「ちいさな風の会」(子を亡くした親の会)での18年の実践を中心に−」を開催しました。
   講演では、遺された家族の「死を受け止める辛さ」や「字kなんでは癒されない悲しみ」を「ちいさな風の会」の会員の手記や会での言葉を通して紹介され、医療者や周囲の人の遺族へのかかわり方やケアについて話されました。
   当日は、学生や病院スタッフ、地元の方々などを含む約80名が聴講し、講師の話にじっと耳を傾けていました。参加者からは、」、「子を亡くした親の悲しみの深さを知って驚いた」、「相手の立場になって大切な人を亡くした人の気持ちを心から思いやる気持ちが大切だと感じた」、「医療者としての自分自身のあり方について見直し、学ぶことができた」といった感想が多く寄せられました。
『講演会の様子』 ポスター ・ 講演会の要旨
演者紹介
若林 一美(わかばやし かずみ)

山梨英和大学人間文化学部教授。立教大学大学院教育学専攻修士課程修了。ホスピス運動、デス・スタディに早くから取り組み、アメリカ、ミネソタ大学社会学部「死の教育と研究センター」に研究員として留学。子どもを亡くした親の会「ちいさな風の会」(1988年設立)世話人、IWG(死と遺族の国際会議)会員、Illness, Crisis and Loss 編集委員。
著作紹介
    図書・ビデオ         雑誌論文    


  図書・ビデオ  
書名著者名出版社出版年山梨大学
所蔵状況

自殺した子どもの親たち若林一美青弓社2003所蔵あり
亡き子へ
-死別の悲しみを超えて綴るいのちへの証言
若林一美著岩波書店2001所蔵あり
死別の悲しみを超えて若林一美著岩波書店2000所蔵あり
「悲しみ」を超えて生きる若林一美著講談社1998所蔵なし
穏やかに死ぬということ若林一美著岩波書店1997所蔵なし
デス・スタディ若林一美著日本看護協会出版会1989所蔵あり
死を学ぶ若林一美著日本看護協会出版会1989所蔵あり
シシリ−・ソンダ−スシャーリー・ドゥブレイ著
若林一美 [ほか] 訳
日本看護協会出版会1989所蔵あり
あー、風
-愛する人の死を看取るとき
若林一美著PHP研究所1989所蔵なし
死をみつめる心若林一美著主婦と生活社1987所蔵なし
デス・エデュケーション
: 死生観への挑戦
ロバート・フルトン編著
斎藤武
若林一美訳
現代出版1982所蔵なし
安らかな死のために若林一美著現代出版1982所蔵なし
悲嘆のプロセスの中でNHKソフトウェアc1994所蔵あり


  分担執筆  
書名著者名出版社出版年山梨大学
所蔵状況

遺族の悲しみ
『死の臨床と死生観』
パネリストとして参加東京大学大学院人文社会系研究科2005所蔵あり
教育公演・学校教育におけるデス・エデュケーション
『高齢社会とターミナルケア』
日本死の臨床研究会人間と歴史社2003所蔵あり
死を看取る者たち
『病と医療の社会学』
(岩波講座現代社会学第14巻 )
若林一美岩波書店1996所蔵あり


  雑誌論文  
著者名.論文名.
   誌名.巻数,号数,出版年,はじめのページ−おわりのページ.
山梨大学
所蔵状況

若林一美.遺された人たちのグリーフマネージメント -セルフヘルプグループの事例からて.
   現代のエスプリ.no.455,2005,p.50-59.
所蔵あり
日下忠文,若林一美,斎藤,友紀雄.座談会/自殺予防の新しい動向 -ポストベンションについて.
  現代のエスプリ.no.455号,2005,p.5-30.
所蔵あり
若林一美.死別による悲しみ-セルフヘルプグループの役割について(1).
   山梨英和大学紀要.no.3,2004,p59-67.
所蔵あり
*分館もあり
若林一美.グリーフケアの実践とその展望.
   ホスピスケアと在宅ケア.vol.11,no.2,2003,p.91.
所蔵なし
若林一美.特集:緩和ケアにおける栄養管理,食事療法の工夫 コミュニケーションとしての食.
   栄養-評価と治療,vol.20no.3,2003,p.321-322.
所蔵なし
若林一美.グリーフ・ワークを考える
   キリスト教教育研究.no.20号,2002,p.87-112.
所蔵なし
若林一美.学校教育におけるデス・エデュケーション.
   死の臨床.vol.23,no.1号,2000,p.9-11.
所蔵なし
若林一美.グリーフケアの技術 セルフヘルプグループの果たす今日的意味について 
「ちいさな風の会」(子どもを亡くした親の会)の実践を中心に.
   日本保健医療行動科学会年報.no.15,2000,p.86-94.
所蔵あり
若林一美.学校教育におけるデス・エデュケイション.
   死の臨床.vol.22,no.2,1999,p146-147.
所蔵なし
鈴木荘一,若林一美,杉園佐智子,高橋誠.特集:現代の生と死を考える講座,悲しみを通して見えること.
   キリスト教教育研究.no.17,1999,p25-36
所蔵なし
若林一美.いのちをいとおしむ「死の学び」の視点から.
   刑政.vol.109,no.8,1998,p.30-38.
所蔵なし
若林一美.特集:死の準備 人生の店じまいに,座談会/死を見据える現場から
   AERA.vol.11,no.37,1998,p.120-129.
所蔵なし
「聞蔵」収載
若林一美.小児看護における"タッチ"を考える 母親の腕のなかで死を迎えること.
   小児看護,vol.19,no.5,1996,p626-630.
所蔵あり
若林一美.教育学研究の課題としての死に関する一考察.
   立教大学教育学科研究年報.no.40,1996,p.53-65.
所蔵あり
若林一美.世界のホスピス・PCUその現状 アメリカにおけるホスピス運動.
   ターミナルケア.vol.3,no.6,1993,p.457-461.
所蔵あり
若林一美.死の学習を通しての自己確認 アメリカのカリキュラムを参考に.
   学校保健研究.vol.28,no.6,1986,p.263-267.
所蔵なし
若林一美.いまこそ考えたい"死の教育" アメリカでの学びを通して.
   月刊ナーシング.vol.51no.3,1985,p.1976-1977.
所蔵なし
若林一美.教育学研究の課題としての死に関する一考察.
   立教大学教育学科研究年報.no.40,1996,p.53-65.
所蔵なし
若林一美.ホスピス運動のおこり--発生の地イギリスを中心に.
   教育と医学.vol.41,no.9,1993,p.817-822.
所蔵あり

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