講演会「トトロと空海は,医療者に何を教えてくれるのか?」
 

 附属図書館医学分館では、平成26年10月27日(月)に聖路加国際病院 精神腫瘍科部長の保坂隆氏を講師にお迎えして、講演会「トトロと空海は,医療者に何を教えてくれるのか?」を開催しました。当日は医学生、教職員、地域の医療関係者、一般の方など約180名が聴講しました。
 
 講演では、はじめにアニメ「となりのトトロ」のストーリーが紹介され、ソーシャルサポートの方法について、アニメの登場人物にあてはめながら、その重要性が説かれました。また、空海の死を目前にした最後に、学ぶべきところがあると説き、スピリチュアルケアやターミナルケアのあり方について説明がありました。身近な題材を切り口とした講演内容や、講演の途中で、隣の方とのシンキングタイムを設けるなどの工夫があり、会場では非常に熱心に聴講する参加者の姿が見受けられました。
 
 参加者からは、「がん患者さんと考える「病気の意味」の話やソーシャルサポートの話など、とても納得のいく内容で、今後にいかせればいいなと思いました。(本学学生)」、「精神論については、なかなか普段話しを聞く機会がないので勉強になりました。コミュニケーション能力、言葉のツールを増やしていきたいですね。(本学教職員)」、「トトロと空海がどのような共通点があるのかと興味を持って講義をお聞きしました、保坂先生の説明がとても解りやすかったです。(一般)」などの感想が寄せられました。
 
 

ポスター    当日要旨は講師の意向によりありません。    配布資料無し。



講師紹介 保坂 隆 (ほさか たかし) 氏

昭和52年3月慶應義塾大学医学部卒業。同5月慶應義塾大学医学部精神神経科学教室入局。平成2年8月ー平成4年3月カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)精神科留学。平成15年4月東海大学医学部精神科学教室教授。平成22年11月聖路加国際病院精神腫瘍科医長,聖路加看護大学臨床教授,京都府立医大精神科客員教授,横浜市大医学部客員教授,東京医科歯科大学非常勤講師,などを兼職。平成25年12月聖路加国際病院精神腫瘍科部長。平成26年4月 リエゾンセンター長兼務。

専門領域:
精神医学,心身医学,リエゾン精神医学,サイコオンコロジー,緩和ケア,医療コミュニケーション,産業精神医学,予防医学など。

平成20年から日本医師会「勤務医の健康支援に関するプロジェクト委員会」(平成24年度から「勤務医の健康支援に関する検討委員会」に変更)委員長。



著作紹介

図書

書  名 著者名 出版社 出版年 山梨大学
所蔵状況

医師のストレス 保坂隆 中外医学社 2009 購入予定
50歳からは「孤独力」!―精神科医が明かす追いこまれない生き方 保坂隆 さくら舎 2013 購入予定
心の曇りを晴れにする本― 聖路加国際病院の専門医が教えてくれる! 保坂隆 日東書院 2013 購入予定
「がん」からもう一度人生が始まる― 絶望や不安を希望に変える心の持ち方 保坂隆 PHP出版 2013 購入予定
苦悩力―精神科医が明かす空海の生と死 保坂隆 さくら舎 2014 購入予定
 医者が考える「見事」な最期の迎え方 保坂隆  KADOKAWA  2014 所蔵あり 

ほか多数





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