山梨肺癌研究会会誌 第18巻1号 013-016(2005)

FDG−PETが治療評価に有効であった肺癌症例の検討

大木善之助、菱山千祐、小澤克良
斉藤彰俊
石亀慶一

要旨:FDG-PETが肺癌の治療評価に有効であった2症例を経験した。症例1は64歳男性、小細胞癌、T2N2MO stageVA。放射線同時併用化学療法施行後CT、FDG−PETで治療評価、CTにて残存病変疑われるもFDG−PETでは同部位に集積なく治療後の線維化・瘢痕化と判断、CRと判定した。症例2は63歳男性、扁平上皮癌、T3N2MOstageVA。化学療法、ドセタキセルweekly投与併用放射線療法、ドセタキセル外来化学療法施行。合併した放射線性肺炎治療後CT、FDG-PETで評価、CTでは治療後の変化により判別できない残存腫瘍がFDG-PETにて明瞭に描出された。FDG-TPETはCTによる評価が困難な治療後の線維化・瘢痕化と腫瘍の鑑別に有用性が高く、FDG-PETとCTの併用は、より正確な治療効果判定を可能にすると思われた。

KeyWord:FDG−PET 肺癌 治療評価



論文PDFファイル (556KB) はここをクリックしてください
Full Text PDF File (556KB)




目次・Contentsに戻る